京都大学大学院医学研究科・消化器内科学 Department of Gastroenterology and Hepatology, Kyoto University Graduate School of Medicine

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肝細胞癌治療における造影超音波検査の意義についての検討

2016年1月1日から2019年5月31日の間に京大病院消化器内科において造影超音波検査を受けられた肝細胞癌患者さんへ以下の内容を確認してください。

 京都大学医学部附属病院消化器内科では「肝細胞癌治療における造影超音波検査の意義についての検討」という臨床研究を行っております。この研究は、肝細胞癌の診療における造影超音波検査の意義を調べることを主な目的としています。そのため、過去に造影超音波検査を受けられた肝細胞癌患者さんのカルテ等の治療データを使用させていただきます。

以下の内容を確認してください。
○この調査研究は京都大学医学部附属病院 医の倫理委員会で審査され、病院長の承認を受けて行われます。
研究期間
 2019年6月1日 ~ 2021年5月31日まで
対象調査期間
 2016年1月1日 ~ 2019年5月31日まで

○今回の調査研究の対象はこれまでに造影超音波検査を受けられた肝細胞癌患者さんのカルテ(年齢、性別、病名、Performance status、がんのstage、TNM分類、併存疾患の有無、治療経過)および各種血液検査、病理検査、画像検査の結果です。

○過去のデータを使用する研究であり、新たな検査や費用が生じることはなく、また、データを使用させていただいた患者さんへの謝礼等もありません。

○使用するデータは、個人が特定されないよう匿名化を行い、個人情報に関しては厳重に管理します。

○この研究で収集させていただいた情報は、現時点では内容が未定の将来の研究のために用いられる可能性があります。その際には、将来新たに実施・計画される研究が、倫理審査委員会で承認された後に利用することとし、ホームページ上で情報公開文書にてオプトアウトを行い、対象となった患者さんが拒否できる機会を保障したうえで実施します。

○調査研究の成果は、学会や科学専門誌などの発表に使用される場合がありますが、名前など個人を特定するような情報が公表されることはなく、個人情報は守られます。

○調査研究の結果、特許などの知的財産が生じる可能性もございますが、その権利は京都大学消化器内科に帰属し、あなたには帰属しません。

○この調査研究は、京都大学消化器内科の研究費で行っており、特定の企業・団体等からの支援を受けて行われるものではなく、利益相反状態にはありません。利益相反については、「京都大学利益相反ポリシー」「京都大学利益相反マネジメント規程」に従い、「京都大学臨床研究利益相反審査委員会」において適切に審査・管理されます。

もし、今回のデータ使用について同意をいただけない場合やご相談がありましたら、いつでも構いませんので、お手数ですが下記の問い合わせ先まで連絡ください。

また、同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。

【研究機関】
京都大学医学部附属病院 消化器内科
研究責任者:高井 淳
京都大学医学部附属病院 相談支援センター
(Tel) 075-751-4748 (E-mail) ctsodan@kuhp.kyoto-u.ac.jp

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